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薬物的な民間療法と物理的な民間療法

薬物的な民間療法の病気への効果

民間療法は一般に、物理・薬物・信仰・呪術に療法が区分され、信仰による療法と呪術による療法に関してはプラシーボ効果に代表される思い込み効果こそ期待されるものの、実質的には疑似医療にすら満たないといって過言ではなく、物理的な療法と薬物的な療法の中にのみ効果を発揮する可能性がある療法が紛れていると認識しておけば、民間療法を謳った詐欺被害を抑止する一助となるかも知れません。

薬物的な民間療法として代表的な漢方のように病院で処方する科学的価値を認められたものがある他、食べ物によるものが多く、口内炎への梅干しの貼り付けや喉や鼻の痛みに対し首にネギを巻くといったものが見られ、口内炎への梅干しはクエン酸による殺菌効果が見込め、首にネギを巻くことによってネギに含まれる成分が揮発してアリシンという有効成分に変じ、口や鼻から吸引されることで喉や鼻の炎症に有効であることが科学的に実証されているようです。

物理的療法による病気治療

物理的な療法の中で知名度があり効果が望める民間療法は、鍼灸と呼ばれる鍼とお灸による血流改善や血行の促進による代謝の向上効果が見込める代替医療で、日本でも資格制をとるなど、一定の信頼がおかれている民間療法であり、血流が悪いことや代謝の低さが原因となる病気や体調不良の改善に効果を発揮する場合もあります。

鍼灸以外に按摩のようなマッサージにも血流や代謝への効果が見込めるなど、物理的療法の中にも効果的なものはありますが、あくまで体を温めたりほぐしたりする程度のものに留めるのが無難で、瀉血のように体内に溜まった悪い血を排出するために切開を行う外科手術に近しい行為に関しては、有効な病気こそあるものの、危険性が高すぎるため、素直に病院での治療を受けなければならないでしょう。