先人から受け継いだ経験則を学ぶための基礎情報サイト

民間療法の本質は先人の知恵

世界的に共通する民間療法

民間療法は何も日本だけで行われたものではなく、物理的療法・薬物的療法・信仰的療法・呪術的療法のいずれも世界的に行われてきたもので、国や地域の特色が出るために独自性が強いものの、様々な民間療法の中に科学的に効果が立証できるものが混ざっているという点や、薬物的療法に食料を用いることが多いという点では似通っています。

世界において薬物療法に用いられることが多い食品として挙げられるものは、アルコール・ネギ類・ショウガ・はちみつ・卵などの食品で卵酒のように科学的な医療効果こそ認められていないものの、栄養学的には効果を発揮するもの以外にも、医薬部外品や三類医薬品の主成分でもあるビタミンCが豊富な食品などが含まれ、病人にプラスに働くものも少なくありません。

おばあちゃんの知恵は先人の知恵

基本的におばあちゃんの知恵袋は先人の経験則による知恵の結晶に他ならず、科学的根拠に乏しいだけで、切り捨てることが必ずしも正しいとは言えませんが、科学的に悪影響が確認された行為に関しては避けねばなりませんし、信仰的療法ないし呪術的療法のような迷信そのものである民間療法に至っては、考慮する余地は全くありません。

しかし、地域内における風土病の予防効果がある療法を信仰的療法や呪術的療法に組み込むことで後世に残そうとしたことは十分に考えられるため、迷信としか思えない民間療法の全てを否定するのではなく、実害のないものや一見して科学的に効果が見込めない療法は文書等の形で保存しておく価値は文化的側面からもあるはずです。